家づくりは計画をスタートしてからお引渡しというゴールに行くまでに思った以上に時間がかかるものです。
スケジュールを十分に把握していないと、希望していた時期に入居できない、間に合わせるために納得のいかないプランのまま進めてしまうなど、様々な問題を引き起こします。
計画から引き渡しまで、何をしなければならないのか、それぞれにどれくらいの期間が掛かるのかを事前に把握しておきましょう。
■計画から契約まで
1.資金計画
まず、最初に行うべきことは資金計画です。家づくりは非常に大きな買い物なので、十分に計画を練りましょう。いくらまでなら無理なく返済できるのかだけでなく、建てるべきタイミングや頭金の額などもシミュレーションして、最も適した計画を立てる必要がありますが、独学では限界があるので、住宅会社かファイナンシャルプランナーなどに依頼すると良いでしょう。
2.住宅会社選び
雑誌やネット、内覧会などからいくつかの住宅会社を選定し、絞っていきます。
単純にブランドや価格だけでなく、デザイン、実績、人柄、アフターなど様々な要素から決めることが重要です。
3.土地探し
土地をお持ちでない方が最初に遭遇する関門です。希望している土地が見つからず、また見つかったとしても高くて予算オーバーになってしまい、数カ月が過ぎてしまうということがよくあります。土地は住宅会社の協力のもと、進めていくとよいでしょう。
4.プラン・見積り
住宅会社からプランと見積りの提案を受けます。住宅会社によって異なりますが、ラフプランと簡易見積りから始まり、詳細プランや見積もりは設計契約といった仮契約を通した上で提出することが一般的です。
5.地盤調査
建築地の地質調査をして、地盤がどれくらいの強さなのかを測ります。
6.本契約・住宅ローン申込み
内容を十分に確認した上で、本契約の締結と住宅ローンの申し込みを行います。