では、具体的にかっこいい家とはどんな家なんでしょう・・・
スチール階段やすっきりした間取りもそうなんですが、
いつでも見られるという意味で、「外観がかっこいい家」が
一番分かりやすいんじゃないかな~と思います。
そこで、今回は外観をカッコよく見せる方法を教えちゃいます 🙂
⑴外観の雰囲気に関わる要素について
どうすれば外観がかっこよくなるのか?
大きく分けて
「家の形」「窓の配置」「色と素材」の
3つの要素を抑えておけば、
すっきりとしたかっこいい外観になります。
そして、この3つをバランスよくすることが大切です。
家の形については、間取りが関係してきますので
今回はその部分はおいておきます。
⑵「窓の配置」には外観で失敗しない秘訣がある
「窓の配置」は、間取りによってある程度決まってきますが、
使う種類や高さを工夫することでかっこいい外観をつくることができます。
その中でも「引違窓」を多用しすぎないようにすることが大切です。
「引違窓」はコストが安く、そこそこの採光が取れます。
大きな家具はそこから搬入もできるのでとっても万能な窓。
昔からよく使われ、ローコスト住宅や
建売に多く見られる理由も頷けますね。
しかし、窓は家の中で一番熱を通す場所です。:-|
気密性が悪く、風を家に取り込むのもあまり優れている窓とは言えません。
多用しすぎると性能が落ち、デザイン性も悪く安っぽい家になってしまいます。
カッコいいデザイン住宅」には不向きな窓なので、
多用を避けることが秘訣です。
この家は横幅の狭い縦すべり窓を使い、
規則的に配置することで、おしゃれになっています :-
⑶外壁に使う色は2・3種類に抑える
外壁は色が増えれば増えるほど、凹凸があればあるほど、
まとまりがなくなってしまいます。
さらに、色分けの方法も2パターンあります。
1つは平面的な色分けです。
このように👇
ラインを入れたりするのを見かけますよね。
窓のラインに合わせて色分けするのが定番。
もう一つは凹凸を利用した色分けです。
色の境界がはっきりしているので、綺麗に見えます。
凹凸を利用した色分けの方が断然かっこよく見えます。
また、白い外壁は汚れが目立ちやすく、
幹線道路沿いなどの汚れやすい場所では雨だれが黒くなります。
逆に、黒い外壁は落ち着きがあり
モダンや和風の外観にはもってこいです。
その他にも、外壁の素材を組み合わせる方法があります。
これは、メインでガルバニウム鋼鈑の外壁を使用し、
デザインとして、ラインの部分にサイディングを使用。
ガルバニウムのシャープさと、
木目調のサイディングで温もりを演出しています。