返済することによって
返済期間を圧縮していく必要もない
というのが個人的な考え方です。
かつ、この死亡保証があることを考えると、
現在入っている生命保険を
全て見直してもいいと考えています。
もしものことが起こった場合、
住宅ローン返済という大きな固定費がなくなると共に、
債務者の生活費や車の維持費などもなくなり、
逆に遺族年金が入ってくるため、
たちどころに生活が苦しくなる可能性は
ほぼゼロに近いからです。
そんなわけで、
借入期間は出来るだけ長くすればいいと思っているし、
かつ、この保証があることから
必要なさそうな生命保険を全て解約し、
これらの余剰資金を全て長期積立投資に回すべきだと
考えているというわけですね。
利息に関しては、現在は空前の超低金利状態なので
今のうちに全期間固定を組んでいく方が得策だと考えているし、
たかだか1%強の金利を必死で圧縮するよりも
利回りが5〜10%はあると過去のデータから実証されている
長期積立投資にお金を回す方が、
ずいぶんと合理的だというのが個人的な考え方です。
目先の返済を抑えるために
金利が安い変動金利を選べば、
万が一、金利が上がってしまった場合
急激に返済負担が上がってしまい、
そうなればライフプランが大幅に狂ってしまいますしね。
ゆえ、わずか1%前後の
住宅ローン金利の差に躍起にならずに、
安心の固定金利を選んでいただきつつ
長期積立投資に目を向けてもらえたら
と思っている次第です。
仮に、返済期間を延ばすことによって
毎月1万円の余剰資金が生まれ、
かつ、生命保険を見直すことによって
毎月さらに1万円の余剰資金が生まれ、
これに銀行への貯蓄に当てていた中から
1万円を加えた合計3万円を
今後40年間長期積立投資に回し続けたら
一体どうなるのか?
毎年の平均利回りを7%で計算すると、
計1440万円の掛け金が、
40年後なんと7875万円まで増える
(約5.46倍になる)ということになります。
あるいは、もっと低めの5%で計算しても、
40年後4578万円まで増える
(約3.18倍になる)ということになります。

いかがですか?上がったとはいえ、
金利わずか0.2 %の定期預金にお金を預けていくよりも
遥かに魅力的で合理的だと思いませんか?
もし、これだけお金が増えるとしたら
老後資金の心配もほとんどしなくていいし、
外壁の塗り替え費用や
家電の買い替え費用はもちろん、
大規模なリフォームも心おきなく出来そうだし、
もしかしたら再び家を建てることも
出来ちゃうかもしれませんしね。
では、今回はここまでにして
次回は家を建てる時に見直すべき
もう2つの保険について
お伝えしていきたいと思います。
もちろん、これらを見直すことによって
生まれた余剰資金も、
老後資金と教育資金を形成するための
長期積立投資に回していただきたいので、
次回もぜひご覧いただけたらと思います。
それでは、、、

何なりと、お気軽にご相談ください。

株式会社 栄輝工建 代表取締役:大屋 信男